一部で盛り上がっている気配の林信吾センセイ

> 俺がJSFとやらを相手に、論争する気がないと明言した理由は、4点ある。
> (1)所詮は匿名ブログだから。
> (2)1円にもならないから。
> (3)相手が弱すぎるから。
> (4)「読者」がバカすぎるから。

  • 以下、あくまで感想。
  • > (1)所詮は匿名ブログだから。
  • この一文だけ見ると、ブロガーに対する認識があまりに時代遅れであるように見えます
  • 文筆業で食っている人間なのだから、ブログが巻き起こしている数々の社会現象について知らないわけではありますまい
  • > (2)1円にもならないから。
  • じゃぁコメントすんなよ、といいたくなりますが、これは裏返しになってまして、

【煽ることで注目をひきつける】という意図が感じられます

  • この騒ぎを見て、うっかり彼の本を買ってしまった人もいるんじゃないかと思いますよ
  • 【自己の著作に対して論争を仕掛けることで、傍聴者に自己の著作の購読を強いる】わけです
  • 論争そのものを真に読解しようとするならば、論争の対象となる、件の本を読まねばならず、当然それは本の売り上げに直結するわけで。
  • 論争を仕掛けることで、原稿料収入ではなく印税収入のプラスが発生しているんですね
  • 以上から、「1円にもならない」は嘘であると断ぜざるを得ません
  • ミリオタ界では、圧倒的なPVを誇る「オブイェクト」で取り上げてもらったのは、氏にとって僥倖とさえ思えます
  • 「ウンコにたかるハエ」のような、口語的テキストを思いつくままに書くだけで、金銭的利得が発生することを思えば、このコメントは「かなりコストパフォーマンスの高い文章」と言えるかもしれません
  • 氏の文章家としての能力は知りませんが(彼の本に金を出す気にはなれない)、商売人の強かな打算は非常に興味深い戦法といえます
  • 「所詮」という表現は、煽りですよ
  • 「所詮」と、煽っておいて、自己の著作に関して論戦を仕掛けることで、売り上げを伸ばすのが目的なんですよ、と
  • 「所詮」と書いてはいるが、彼はブロガーの力に気づいている
  • 気づいているからこそ、煽っている
  • > (3)相手が弱すぎるから。
  • > (4)「読者」がバカすぎるから。

と、徹底的に煽っています

  • そもそも、冒頭の、

> 俺がJSFとやらを相手に、論争する気がない
ということ自体が嘘なんですね
論争する気満々です

  • マーケティングの手法から考えると、「クチコミ」を自ら演出するという、巧妙な手法なわけですね
  • 氏が、以上のような意図に基づかずに、脊髄反射的にコメントを投下していたのだとすれば、

大変申し訳ないが、氏に対しては「年の割に何も学んでいない、真性の莫迦」という評価を下さざるを得ませんが、
文章家として食っていけている以上、そんな莫迦ではないはずなので、
真の意図を秘匿した(多分にはリスキーではあるが)斬新なマーケティングを行ったとして、
一定の評価が出来ると思います

  • 勉強になるなぁ